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KICK THE CAN CREW / GREATEST HITS

01.Down by Law feat.Crazy-A
02.GOOD TIME! (ver.2001)
03.3MCs+1DJ
04.Color Variation
05.マイクロフォンのテーマ
06.one for the what, two for the who (ver.2001)
07.one for the what, two for the who (part2)
08.ユートピア(ver.2001)
09.X-amount(ver.2001)
10.今日カラ明日
11.灼熱舞踏会
12.Why did I ? (remix)
13.エルニーニョ (ver.2001)
14.今日から明日
15.タカオニ2000
16.タカオニ
17.カンケリ(Bonus track taken from debut single)
 
KICK THE CAN CREW / GREATEST HITS

(概説)

もうあの曲もこの曲も!すご〜い贅沢な一枚。しかも、今までのを持ってる人には嬉しいver.2001というバージョンなんですね。
このver.2001微妙に違ったり、結構大胆に変えていたりして、かなり元曲を持ってる人にも楽しめる内容になっています!
さらに、CDとして売り出してない曲も数曲入ってるんですね!もう、ファンならずとも、持っておくべき一枚です。KICKの歴史を見ることが出来ます。特に、もう売ってるのかどうかも分らない、インディーズデビューシングル「カンケリ」が聞けるのは本当に貴重です。
ジャケットがかっこいい!
3人がけだるそうにしてる絵もいいし、バックの夕焼けが最高にかっこいい。いいねぇ〜こういうジャケ。
そして、歌詞カードもカッコいいんですよ。モノクロで!中の写真はあれですね、公式HPの写真館の写真とかもあっておもしろいです。

(曲解説)

01.Down by Law

いわずとしれた、Crazy-Aをfeaturingした1曲。このCrazy-Aがいなければ、今のJ-HIPHOPは無かったといわれるほど、すごい人なんですよ。最初の「10,9、・・・」がもうこの一枚を期待させてくれるじゃないですか!最高の一枚がはじまったぜ!という気持ちにさせてくれます。この曲のノリの良さも最高です。そして、Crazy-Aの独特のライムも聞き逃せません。KICKの軽めの声にCrazy-Aさんの濃圧な声が合うんですよね。一気にノリを良くして、グッとアルバムにひきつけてくれる曲です!

02.GOOD TIME!

これに勝るパーティーチューンは僕の中では未だ出てきていません。それのver2001です。そう、歌も取り直してるんですよね、そして、LIVEでの唄い方で唄ったバージョンなんです。ちょっと伸ばし気味に歌う3人の声がいいですね。そして、このバージョン最後のスクラッチかっこ良過ぎ!サイコー!3曲目は公式HPの立ち上げ時に特典としてもらえた曲『3MCs+1DJ』をCDに収録。これはうれしい。もらえたのはMP3だったので、CDできけるのは、本当に嬉しい!このベースの音がかっこいいんですねぇ〜。これが今の彼らのテーマ曲ですね!彼らが自信のオリジナリティーに対して自信を持ってることが現れている曲ですね。トラックも音がかっこいいんです。ギターサウンドとスクラッチがカッコいいぞ!

04.Color Variation

これは、初めて聞いたんです。「Wild Flowers」という女性アーティストをfeat.したオムニバスCDに収められている2曲のうちの一つ!sanaeという女性ボーカリストをfeat.しています。これかなり、いいっす。SANAEの最後の方の熱唱も素晴らしいし、それに絡んでいく3人の流れるようなRAPが心地よい曲です。「今、今、今」という繰り返しの間が絶妙で聞いてて心地いい!あと、MCUのところのリリック好きです。「どうしても君が欲しいの 他の誰じゃない君がいいの」って言い方が好きですね。4人の絡みが絶妙な曲ですね。

05.マイクロフォンのテーマ

「Wild Flowers」に収められているHICKSVILLEの真城めぐみをfeaturingした曲です。これは、4曲目と違って、この女性のR&Bらしい曲にKICKを招いたって感じの曲です。最初がかっこいいですね。そして、このリリックめっちゃやらしいんですが、こういうリリックはKICKでは珍しいですが、その意外性がおもしろい!R&Bの舞台で歌ったぞという感じかな。リリック見るのがおもしろい1曲。

06.one for the what, two for the who (ver.2001)

「Break Audio Dynamite」というオムニバスCDに収められている1曲。原曲を聞いたことがないので、ver2001で、どう変化してるというのはいいづらいのですが、すごいさわやかな感じの曲。これのpart2というのは、昔から聞いたことがあったので、なんか、さわやかさがすごい新鮮です!これのリリックってすごい特徴があって聞いてて面白いし、なんか考えさせられるものがあります。

07.one for the what, two for the who (part2)

これちょっと切なさがあるのが特徴。6曲目とは、曲調もリリックも違うんですが、スローテンポな曲調になっててます。しかもリリックは6曲目とシンクロしていて、見比べて聞くとかなり楽しめます。そして、彼のリリックの変化も感じられます。どこか自分のことだけを書いていたリリックから、なんか、もっと外へ皆へと言葉を発し始めて、今のみんなに元気を与えるようなリリックへと変化していくキーになる曲だと思ってます。

08.ユートピア ver2001

これねぇ〜どこが代わったのかちょっと分りづらかったのですが、少しエコーがかかってるんですね。このリリックは本当に刺さります。すごい、やっぱり名曲だよ!何かに挫折したときに聞きたくなる曲なんです・・・内容はなんか結果がでないことへの苛立ちとか挫折を書いてるんだけど、それをライブとかで唄う彼らを見てると、それでも、なにかにたどりつくのは、ものすごいたいへんだけど、それをやらないでどうする!という気持ちにさせてくれる曲なんです。そう、自分がこれは頑張りたいなと思うときに聞く曲なんです。僕の心の名曲です。傷ついてしまったときや何かに挫折してしまったときに聴きたい曲。なんか心を包んでくれます。

09.X-amount (ver.2001)

これは、ちょっとトラックの音が変わってるんですねぇ〜、こういう何が変化したのかを確かめるのもこれを聞く楽しみの一つです。とくに最後のKREVAのときの音はかっこいいなぁ〜。この歌はスッゲー前向きな歌!あったかい気持ちになれる歌です。こういう仲間欲しいよな。

10.今日カラ明日

なにがちがうの?えぇ〜と、それは、トラックとノリが違うんです!こっちは、ラテンテイスト溢れるすごい楽しい歌。ひさびさに、聞いたけどこれも応援歌なんだよねぇ〜いいんだわ。こっちは、元気なときに聞きたい応援歌!

11.灼熱時舞踏会

「Young Animal e.p.」に収められている曲!これは、LITTLEのための曲って感じです。こういうUPPERな曲にはLITTLEの声ってあうんですよねぇ〜。パーティーチューンには、LITTLEの声はかかせないなぁ〜と感じさせてくれます。もうなんか、ひたすら楽しい1曲!

12.Why did I ?(remix)

「YOUNG KING」の曲と一緒とは思えないぐらいトラックを変えています。やっぱり、まだ違和感がありますが、でもこれはこれでありだなと思える曲。原曲はもっとなめらかな感じで、女性の声が効果的に入ってるんですが、こういう3人の声だけでも十分に聞けます。このバージョンになると、リリックがずいぶん曲の中で強調されて、悲しい歌詞が余計に刺さってきます。過去の恋愛への惜別を書いたリリックがねぇ〜たまらんです。

13.エルニーニョ (ver.2001)

(YOUNG KING収録)これは、もう激流という言葉が似合う歌なんですが、音とRAPの激流に飲まれてる感覚があります。絶対にあきらめないぞ!という強い信念を見事に描いたリリックがすきなんですよね。このバージョンではエコーが入ってて、ちょっと浮遊感がある音に聞こえます。これを聞くとKICKってすげえ固い信念をもってんだなぁ〜と感じてしまいます。夢を諦めるな!そういわれている気がします。20代半ばの彼らに言われるとすげぇ〜重い言葉に感じます。20代半ばって1番不安な時期だから・・・

14.今日から明日

10曲目のトラックが違う曲。リリックはまったく一緒なんですが、トラックが違うだけで、全然印象が変わります。10曲目での元気なときに聞きたい応援歌なら、こっちは、ちょっとへこんだり、疲れたりしたときに聞きたい応援歌なんですねぇ〜。このトラックの違いだけど、これほど印象が違うというのも面白いと思います。そうだよ、一日一日がんばってこうぜ!

15.タカオニ2000

これは、「YOUNG KING」と「Young Animal e.p.」に収録されてますが、ライブで聞いて大好きになった曲!「拳を掲げ!」というリリックにあわせて、拳を高く高く上に突き出すんです。これをみんなでやる一体感が本当に気持ちいいんです!たのしいよ、ホント。この歌の通りKICKが大きくなって頂点目指していければいいなと思います。この曲も本当にいいリリックなんですよ、挑戦することって、バカにされたり無駄だよっていわれたりするじゃないですか、それを「いや、目指すべきだ」と胸をはって応援してるんですよね。そういうなんかこういうHIPHOPのSONGってないよなぁ〜と思っちゃうんですよねぇ〜。やっぱり、KICKの曲は好きだ!

16.タカオニ

インディーズでのデビューシングル『タカオニ』、このころのリリックはちょっと内向的なので、ぴんとこなかったり、ちょっと楽しくやろうよという感じのリリックなので、心にくるかどうかはわからないけど、トラックの良さは、昔からなんだなぁ〜と感心させられます。この曲のリリックを聞いてると、最近の曲でもつかってるなぁ〜というのがあって、楽しめます。あと、MCUの声が若い!まあ、LITTLEもKREVAも声は若いですが・・・これには、ちょっとビックリ。声を聞き比べると楽しいよ〜!

17.カンケリ

KICK THE CAN CREW 直訳すると「カンケリ仲間」なんですね。つまりこの曲は彼らの本来のテーマ曲なはずなんです。始まり方が好きだなぁ、この曲。最近出た「カンケリ01」とは全然違うんですよねぇ〜、それと聞き比べて、同じと頃はどこか、探すのも面白いかも。そう、サビの「脚のばす」とか、ちょっとちょっと微妙なところが同じなんですねぇ〜。

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