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2004年3月 LIVE REPORTS

3月8日
Isley Brothers 札幌公演
in 札幌厚生年金会館

曲順
Between The Sheets
That Lady
マイケルの真似
Twisted Shaut
FOR THE LOVE OF YOU
Summer Breeze
Busted - Feat.JS
Take A Ride
(すいません・・・全部は無理です、Isleyのすべてを知ってるわけではないので、印象に残ったところを抜粋します。)

待ちに待ったIsleyの初札幌ライブ!
いやー、本当にあのRonald Isleyが来るんですねー。それだけで感激です。 期待感がたっぷりの中、会場入り!会場もやっぱり、この年代が好き〜!っていう感じの人たちでごった返しています。SOULBARのお客さんとか、いろんな人たちが、気軽に声をかけつつ、興奮した雰囲気。こういうちょっとこれからあるぞ!っていう雰囲気は気持ちがいい。席につき、ゆったりと待つことに。ちょっとインストっぽいSOULの楽曲がかかっています。
そしていよいよ!本編のはじまりー!
いきなり、バックのすばらしい演奏にのって、ノリノリで、Ronaldが登場!おー生だー!マジだよー!すげー!
と思っていると、本編いきなり大盛り上がりとなる
『Between The Sheets』
がー。マジですかー。会場そこいら中から、まじかよー!やられたーという感じのため息と歓声が沸き起こる!ホントこれが最初に来るとは思いもしませんでした。
すっかり会場はIsley Worldへと突入します。その後
『That Lady』をこなしていきます。バックの演奏、もちろんギターもドラムもコーラスも全部が一流で固められているので、悪いわけがありません。しかも、年を感じさせないRonaldの歌声はよかったですよー。
そして、大体3曲ぐらい歌うと、Ronaldは、いったんステージを去ります。お年なのでねー、これぐらいの休憩は。で、最初は休憩時間は、メンバーの一人が、マイケルジャクソンの歌の真似をしていて、おもしろかったです、結構踊りとかも似てて、楽しく会場も盛り上がりました。
その後、なーんと、Ronaldが
『Twisted Shaut』
を熱唱。この選曲はちょっと意外でした。でも、結構盛り上がって、またまた何曲かをしっかりと歌い上げていくRonald。もうおじいさんに近い年齢とは思えないほど、しっかりとした歌声で、びっくりでした。コーラスのJSもいい感じで盛り上げていきます。 『FOR THE LOVE OF YOU』
へと変わっていき、会場は徐々にまったりとしつつも、FUNKYなサウンドとグルーブで、いい盛り上がりを見せていきます。
そして、突然青いドレスを着た女性が踊りながら、ステージに登場して、 『Summer Breeze』
なんか、曲の雰囲気とマッチしたステージングがすばらしかったです!女性と絡みながら歌っていくのが、SEXYで、あの年でSEXYな雰囲気って出せるんだなーと思いました。そして、その後、JSにステージを譲ることに。JSは、去年アルバムもリリースしてる実力派のデュオです。そのシングル曲
『Ice Cream』 JS
ステージをゆったりと歩きながら、客とのコミュニケーションを取りながら歌っていきます。なかなか魅惑的で会場も引き込まれていきます。そして、そのJSの一人を招いて、最新アルバムから
Busted - Feat.JS
Ronaldと、JSの一人が言い合うような、歌詞にぴったりな雰囲気で、ののしりあっていきます。うーん、なんかこういう見せるっていうことに関してすばらしいなーと改めて感じた瞬間でした。さすが、場数の踏み方が違いますよ。
Take A Ride
もこなしていき、この他にも多数の有名曲を織り交ぜながら、会場を飲み込んでいきます。アーニーのギターソロなんかもあってすごかったです。もうこのアーニーのギターソロは、相当やばくて、会場大盛り上がりでしたよ。楽しかったです。最後にアンコールもなくおわってしまったのが、残念でしたが。やっぱり、海外R&Bアーティストはいいなーと改めて感じた一日でした。

3月11日
GATS TKB SHOW
in after dark cafe

曲順
アルバムから数曲
Superstar
People Get Ready
Dear My Friends
GATS TKB SHOWのテーマ

あらかじめいっておきます。えーと上の曲順はかなり適当です・・・ごめんなさい。
で、あまりいい席じゃなかったことと、日にちがたっているので、印象に残っているところをレポします。すでに会場に着くと、会場内から、GATSさんの声が聞こえる・・・と思って、中に入ると・・・人、人、人・・・はいれない・・・ こまったぞ、と思って、結局、無理やり入り口付近に入る・・・この時点で、まあ歌は流れているのですが、体勢の辛さ的な問題なのか、いまいち曲が頭に入ってこない・・・でも、いい声だなー、やっぱり、ガッツさん!もうやっぱり、この声は生に限りますなーと思いながら、聞き流していました。
今回は、結構新譜のアルバムからや、1stアルバム以降の曲たちで構成されていて、一つ一つの曲に関して、一言ずついっていくのが、印象的でした。しかも、最初は4曲ぐらいで終わるはずが、二部構成になって倍に曲数が増えていました。そして、なんと言っても今回の一番の思い出は、Luther Vandrossのアルバムを今朝聞いたからという理由で歌った、Superstarです!(原曲は、もちろんカーペンターズです。)この曲、最近では、Ruben Studdardがカバーしていますが、Lutherのカバーはあまりに有名な曲です。これをGATSさんは自分の色ですさまじくSOULFULに歌っていきました。これを聞けただけで、きてよかったー!と思えるほどでした。
おなじみに、Dear My Friendsの時には、ちょうど前にその、Friendにあたる方がいて、照れくさそうなやり取りが、ちょっとほほえましかったです。最後は、GATS TKB SHOWのテーマで締めでした。

3月18日
NORTHWAVE SPRING SHOWCASE
in KRAPS HALL
doris, 10,000Promises, 唐沢美帆

曲順
・doris(間に合いませんでした)
・10,000Promises
It's gonna be me(Back street Boys)
Shape of my heart(Back Street Boys)
One True Love
Salling

・唐沢美帆
Ethology
Cloudy
affection
パレット

もう会場に着くと、一組目のアーティストDorisのライブは終わっていました・・・残念。聞きたかったのに。でも、一番聞いてみたかった、10,000Promisesはまだだったみたいで一安心。すると、長いセット交換の後に、4人が、マイクをもちながら、出てくる・・・意外と普通のそこらへんにいそうなお兄ちゃん4人組でした。そしてなんと、最初にやらかしたのが、なんとも懐かしい!
『It's gonna be me(Back street Boys)』
みなさん、懐かしくないですかー。もう久々に聞いて感動しちゃいましたよ。
しかも、四人が交互に、歩きながら、入れ替わっていく・・・そして、絡まるコード。この構図が、とても彼らのイメージとしてありました。よく動くんですねー。リードが必ず中心の前に来て歌うので、バランスがいいですね。そしてそのまま懐かしいシリーズは続き
『Shape of my heart(Back Street Boys)』
ここで、やっとこの人たちのルーツがわかりましたよ。LUVandSOULのようなコーラスグループとはまた違う、ルーツだなとは思ったのですが、白人アイドルグループモノがルーツだったとは、びっくりでした。そういえば、POPSのイメージが強いのはこのせいかーと妙になっとくしてしましました。でも、しっかり歌える人が二人もいて、結構うまいかなとも思いました。さらに、この曲では、前のステージを降りて歌うというちょっとびっくりなパフォーマンスを見せてくれて、ストリート出身というところのお客さんとの距離を感じさせないパフォーマンスでした。
そして、次はおなじみにこの曲
『One True Love』
を披露!かなりかっこよくていい具合だなーと思いながら聞き入っていました。きれいな歌声でした。でも、まだコーラスワークに不安定さがあるのと、リードを取ってる人があまり安定しないのが、残念でした。でも、この辺は練習でカバーできるところだし、光るところもあるので、今後が楽しみな4人組だなという印象をもちました。そして、MCでは、自分達で、うちらはよくコードが絡まるんだよねーといって笑いを取ってました、あれだけ激しく立ち位置が変われば、当然です(笑)
『Salling』
そして、最後は来月です新曲までも披露してくれ、なかなか、現時点での彼らの力で、できるかぎりのものは見せてくれたかなという感じでした。あとはリードボーカルの成長が必要かなーというのを強く感じましたね。
そして、最後は唐沢美帆ちゃん。いやー、前回で、かなりの成長を見せてくれた彼女ですが、今回もどれほどうまくなってるのかなーと楽しみにまっていました。そして、登場からいきなり前作MIHONOVAから
『Ethology』
を披露。このJazzyで軽快なSwingはたまりません。そして、さらに唐沢さんは歌がうまくなっていました。ちょっと、思わず目を閉じて聞き入ってしまいました。そして、続けざまに、アコースティックな雰囲気を大事にしつつも激しいパーカッションが印象的だった
『Cloudy』
がよかったです。その後も 『affection』
を披露して、会場をMoodyでいながら、やわらかい雰囲気に包み込んでいきます。いやー、彼女のワンマンならちょっといってみたいかもと思わせてくれました。最後は自分で作詞したという
『パレット』
なかなかなステージでこれにもう数曲したのですが、聞き飽きないすばらしいパフォーマンスでした。やわらかくも激しいライブを見せてくれて、女性らしいパフォーマンスがなんともいえないよさがありました。艶やかでいながら、爽やかな不思議な感じでしたよ。

3月22日
PHONES ワンマンライブ
in KRAPS HALL

曲順
Soul Music
Dance
Talk about tonight
札幌ただいまー。
光と闇
Interlude
Dedicate to me
昨日の夢
さびしい人ー!おかしいやろ? ひとりじゃない
儚きは散りゆく花 Givin' You My Love
小窓Funk
(社会人一年目の話)
Bird
Feel so lonely
EC
泣きそうな顔して
Lately (Stevie Wonder) ちょぴっと。
Stevie Wonderの収録
Sister
ついにやってきた、Phonesの待望のワンマンライブ!なんと友達から整理券を配っているということで、会場に早めについて、整理券番号30番台をもらいました。これで前で見れるってことで、安心して、ごはんちょろっと食べてから、会場に向かいます
すでに人が並んでいて、ざわついています。それにしても女の子ばっかりだなーと思いつつ、会場入りを待ちます。そして、いよいよ、会場に入ると、運良く右側の前の方をGET!かなり見えまくりです。岳さんが叩くであろう、ドラムやベースギターなどが、無造作に置いてあるステージ。 でよく聞くと、前座があるらしい・・・しらんかった〜。
まあ、簡単にかくと最初は、ROCKな雰囲気をもったバンドでしたね、意外とまあまあおもろかったです。なんとなく音がこもってる感じがしたのが、気になりました。そして、その後は、HIPHOPとも、POPSともいいがたい中間ぐらいに若者4人組〜。途中でDJが突然Rapしだしたのは、ちょっとおもろかったです。DJブースほったらかしかい!と突っ込みたくなったのは、僕だけじゃーないはず。でも、わかわかしくて、がんばってほしいなって思いました。今回は、ちょっとPHONESというアーティストの前座としては、あまりに毛色が違う二組だったので、前座として盛り上げるのが大変そうでした。

まあ、そんな感じに、やっとPHONESの出番。PHONESのセットをくみ上げていると、ふつ〜に何気なく現れる岳さん。そのあと、ケンボーも啓介さんも出てきて、結局3人とも、でて楽器のセッティングをしていました。その間、女の子達からは、キャーキャーって声がしてましたねー。まあ、あんな近くにいれば、しゃーないかー。
そして3人が退場し、会場にはErykah Baduの曲が流れつつ、みんな今か今かと、スタートを待ちわびている。その期待感も頂点に達したころに、客電が落ちると、今日一番の歓声が沸き起こる。
3人と浦さんがスタスタと礼をしながら、それぞれの位置につく。そして、浦さんと岳さんが合図を送るように、演奏が始まる。
そう最初はライブ栄えするこの一曲から!
『Soul Music』
会場中が、ケンボーのCome On!という声に乗って、歌いだす。バックコーラスが歌うところもしっかりと歌いこなし、ノッケから会場を乗らせる!もうぜんぜん最初の様子見なんてもんはなく、アーティストもお客さんも絶好調といった感じ!いやー、しかも若干最後のほうも、CDと違いアレンジがふんだんに入っていていい感じである。特に浦さんの演奏はよかったです。そのまま間髪いれずに会場のボルテージを上げる!
ケンボー「PHONES札幌初ワンマンライブですー、ほんと札幌でやっとワンマンできましたよ。札幌ただいまー!」
会場からはおかえりーという声が。うん、こういうファンのやりとりは素敵です。
ケンボー「今日は楽しんでいってください。」
という短めのMCの後すぐに
『Dance』
この曲ではもう手を上げて、ノリノリで聞いてしまいました。本当に岳さんのドラムがかっこいい曲なんですよねー。しかものりがよくて!気持ちがいい!ほんとこの4人での演奏は、いいんですよねー。しかも最後に熱のこもった浦さんの演奏と、岳さんのドラムでの締めがほんといい感じでした。ケンボーの体もノリノリでゆれているし!楽しそう!それが伝わってきました。
そのまま、勢いの殺さずに
『Talk about tonight』
これには、会場がジャンプ!ジャンプ!いやー、楽しいわー。サビで思わず、手を前に突き出して、ケンボーを指差してしまってましたが。この曲での縦ノリは気持ちが上向きになっていい感じです。ケンボーのボーカルと、岳さんのドラム、そして、ここで浦さんのサックスまで登場してのかっこいい。しかも一度演奏をとめるあとに、もう一度乗っていく感じがたまらん!PHONESの演奏の中毒になりそうですわ。浦さんのピアノも冴え渡っておりました。そして、MCへ
ケンボー「改めまして、PHONESですー!今日はありがとう。札幌でワンマンライブですよ」
といいならが、なんか紙を出すケンボー・・・?歌詞?とか思っていると。
ケンボー「えーと、昨日札幌にきたんですが、タクシーに乗ったらね、すごい親切なおっちゃんがいてねー、(紙を出して)「これやるよ!っていわれて北海道弁講座みたいなこんな紙をもらいました。」
会場爆笑。 ケンボー「まあ、1番から30番まであるんだけどね(笑)。まあ、○番”なまら”。ね、なまらね。しってる?(岳さんの方を指差して)」
岳「ごっついやろ?」 ごっついって(笑) ケンボー「そうそう、すごいとかね、ね。じゃー、○番しばれるとかねー、○番もちょこい、しってる?(啓介さんを指差して)」
啓介「(自信なさそうに)もちはだ?」といって笑われてました。
ケンボー「ぜんぜん違うねー、こちょばしいですね。」 ケンボー「でもねー、標準語約が乗ってるんだけど、なまらの標準語が、チョーすごい!ってどこが標準語やねん!(爆)って感じ何ですけどね。そのタクシーのおっちゃんの会社でつくったんでしょうけど。もしかしたら、そのおっちゃんが作ったのかもしれないね。」
と、かなり北海道弁で盛り上がる。基本的に啓介さんは、落としに使われる運命なのね、そして岳さんは後ろで高笑いしておりました(笑)
そんな楽しい感じから一転、照明が暗くなり、しっとりとした歌が始まる・・・
『光と闇』
この曲すごすぎです!改めて、ケンボーのボーカリストの技量のすばらしさを堪能させてもらいました。これほどまで、違和感なく、ファルセットと地声を行き来できる人ってなかなかいません。しかもこの曲、ぐっと雰囲気を引き締めていて、圧倒されてしまいます。サビは地声で、他は全部ファルセットという、楽曲的には変則的な曲なのですが、それを味がある歌いっぷりで聞かせてくれます。もちろんバックの3人も、味のある演奏をみせてくれます。そして、ここから、浦さんの独奏でのInterludeでたっぷりと、浦さんの演奏を聞かせてくれます。いやー浦さんって、すごいっすね。まあ顔もしかめっ面で弾くのですが(ちょっと気になりました、浦さんの表情(笑))、でも気持ちよさそうに演奏なさるのです、たまらんわー。それに、岳さんもくわわって、迫力満点なInterludeが演奏される。もう、この辺は、客席側も、なんだでしょう、あまりのSOULFULさに圧倒されたという感じでしたね。かなり鳥肌立ちました。そこからしっとりとしつつもSOULFULな
『Dedicate to me』
へと。いやー、もう渋く〜極めてくれます。サックスで浦さんもいい味をだしていました。こういう渋みがライブで出せるなんて、すばらしいですよ。この曲の艶やかな歌声と、控えめでありながら存在感がある、啓介さんのベース+岳さんのドラムがたまりませんね。こういう渋みのあるSOULFULな歌を彼らにはぜひとも今後も歌っていってほしいですわ。そして、さらに雰囲気のある
『昨日の夢』
いやー、やられました。もうこの曲が一番インパクトが残ってるなー。最初の、会場を一瞬にして、固まらせたケンボーの歌いだし!一瞬息を飲んだ人も多いはず。それほど、重みのある言葉と歌だったんです。そして、啓介さんのベースがいい具合にそのケンボーの歌声を引き立てます。岳さんもバックでしっかりと演奏していきます。浦さんのサックスはここでも活躍しておりましたねー。最後のシャウトの見事なこと、圧倒的なパワーを持ったボーカル!そして、そこから激しく盛り上がるバック!この曲が終わったころには、観客はもう完全にノックアウトって感じで、いい意味で彼らのPowerに飲み込まれてましたねー。たまらんわーとここで感じた人も多いのでは。素敵な一曲でした。
少しこの雰囲気を大事にするように、時間を置いてから、ケンボーが
ケンボー「さびしい人ー!」
会場「はーい!」と元気よくたくさんの人が手を上げる
ケンボー「みんな、おかしいやろ?」
ケンボー「ということで、次はこの曲」でお馴染みの 『ひとりじゃない』
へ。少し、渋い〜雰囲気から明るく楽しい雰囲気へと会場を変えていく。ほんと晴れやかな気持ちにさせてくれる一曲である。つらくても、ひとりじゃないんだよっていうこのメッセージは、このこれから新生活を向かえる人が多い中、いろんな人の心に、その人なりに、響いていったことでしょう。このころには、僕はもう、かなりあまり回り気にせず、踊りまくっておりました(笑)最後の、ララララってコーラスは、もう会場中が、会場が割れんばかりの大きな声で、歌っていて、一体感がありました!
ケンボー「なんかしゃべる?」とって、岳さんに勧めると
岳さん「そういえば、ラジオで年齢を教えてほしいっていわれてたんですよ。で、ケンボーが、26で、うちらが、30歳なんですよね。」 会場からはみえなーいという声が。
岳さん「30歳になったら、かわるかわるいわれてたけど、かわりましたね。」
啓介さん「え?そう?」
岳さん「何が変わったって、やっぱ、おなかが出てきたことと、涙もろくなってきてねー。あとねー、こう30歳っていうと、みえなーいっていってくれるでしょう〜。あれが妙にうれしいんですよね。」
うーん、それはオヤジです(笑)
そんなこんなで、お次の曲へなんか耳慣れないアレンジ・・・
『儚きは散りゆく花』
を次にしたのですが、最初、ん?!っていうぐらい、原曲とアレンジが違って、ものすごい元気〜な感じなのです。「ひとりじゃない」の後なので、ちょうどよかったのですが、彼らのライブの楽しみって言うのは、結構CDとは違うアレンジできけるというのもあるんですよねー。しかもライブの方が冴え渡る!これはホントすごいことだと思います。まずは、PHONESはライブでしょ!しかもドラムがある!ドラムセットがあるPHONESのライブなら絶対いっておくべし!さらに、盛り上げるため、この曲!
『Givin' You My Love』
この曲のイントロは本当にインパクトがあって、あ!デビューシングルだ!ってすぐにわかるし、最初のケンボーのファルセットがすごいんですよねー。ホント、この曲は、ケンボーのボーカルアレンジメントの多彩さと、バック陣の演奏のすばらしさを堪能させてくれる一曲です。会場も、この辺になると、もう思い思いにノリノリに楽しんでいるって言う感じでしたね。周りに遠慮なんていらんでしょ?っていう空気が自然と流れ始めます。歌う人は歌うし、踊る人は自由に踊るし、手を上げる人は上げていました。最後の大合唱も決まって、最高にSOULFULでかっこよい歌でした。そのままFUNKYな
『小窓Funk』
へ。FUNKYでSOULFULな気持ちがいい雰囲気が広がっていきます。サビで、ファルセットになる感じが、この曲はたまらないのですが、やっぱり生でもいいですねー。特に、ドラムやピアノとの掛け合いっぽい感じの曲なので、全員の演奏も歌も気持ちよさそうです。この辺は、どんどん時間が過ぎていく感じで、最高に楽しい瞬間だったんじゃないでしょうか。
MCへ。ケンボー「ラジオやってるんですが、今日初出勤の人がいるそうで」
というと、「はーい」と手があがる。ケンボーもあまりのタイミングのよさにびっくりしてましたが。個人的にちょっぴり笑ってしまったのですが。
そんな社会人一年目とか、新しい地に旅立つ、もしくは、新生活に飛び込む人たちのためのような曲ということで、
『Bird』
を披露!言葉を一言一言詰むんでいくように歌っていくケンボー。コーラスもばっちりお客さんたちがしながら、そこからの広がる空気感がいいんですよねー。この曲は。ホント、鳥が羽を羽ばたかせて飛んでいくかのごとく、一気に自分の目の前の空間が広がるような気持ちにさせてくれます。会場の引き込まれるように、ステージを見ながら聞いていましたね。そして、次で最後と声が聞こえると、会場からはエーという声が。でも、そのまま
『Feel so lonely』
へ。この歌大好きなのです。結構好きな人も多いらしく、会場からもおー!という声がたくさん聞こえました。歌詞は切ないんだけど、ノリノリなテンポなので、踊りながら、手をふりふり聞いておりました。胸をわしづかみにされたような切なさと、ノリのよさ、この矛盾がなんとも胸に染み込んでいくんですよねー。ホントいい歌だわ・・・いい歌って言うのは、言葉では言い表せられないものがあるんですよ。転調の後は、会場全員で大合唱がしたのが、すごかったです。最後にふさわしいですよ。そして、手を振ってありがとうといって、会場を後にする4人。
もちろん、このまま終わるわけがなく、全員が、アンコールをいっています。そうして、しばらくすると再び4人が現れます。
ありがとう〜といって、
泣きそうな顔して
最初は、ケンボーの弾き語りで、しっとりと始まる・・・これがなかなかいい味が出ていました。そして、バックも2バース目から加わり、しっとりとした、みんなの心を落ち着かせてくれるような一曲でした。そして、ここでケンボーが
ケンボー「僕らのやってるラジオのコーナーで今週のStevieというのがあるのですが、」
というと、会場から、歌ってー!歌ってー!と歓声があがる。ちょっと戸惑いつつ
ケンボー「まあまあ、で、歌うと思ったでしょ?歌わないよ」
会場からブーイング、歌ってという声が鳴り止まなかったので、結局何を歌う?という話になり、必死に考えていて、会場からのLatelyという声で、Latelyを歌うことに。その間、浦さんなどに、できないよねー?そんな急に〜?とか、いって、啓介さんも無理!といったりして、浦さんも顔を横に振っていました。結局、浦さんと啓介さんが後ろにはけて、アカペラで歌うことに!
『Lately (Stevie Wonder) 』
途中で間違えたりしましたが、すばらしいカバーでした。やっぱり、SOULFULな歌声ですわー。
で、どうも、本当は、そのときのジングルというか、最初にやる紹介の一言を取りたかったらしい(笑)
で、3人がスティービー、スティービー、スティービーといったあとに、会場がいうことに。
開始・・・ケンボーが、まずはいう・・・と次に、啓介さんだったはずが、啓介さんと同時に岳さんがいって、失敗!笑わせてくれます。おもいっきりかぶりすぎです。苦笑してましたが。
で、二回目は無事に取れました。
ケンボー「今日はきてくれて、ほんまありがとう。最後に、Sisterという曲をやりたいと思います。まあ、これは2歳の妹に向けて書いた曲です。聞いてください。」
Sister
おー!すばらしかったです。正直、このSisterという曲の歌詞は、ちょっと疑問に思うことがあったのです、なんかケンボーが作詞して、しかも妹というわりには、あまりに歌詞にでてくる小さな手とかが、妹というイメージにあわなかったので、ちょっと違和感みたいのがあったんですが、この最初の二歳の妹(今は何歳かわかりませんが、まあケンボーが大きくなったころにできた妹さんなんでしょう)という話をきいて、妙に納得して、スーと歌詞の世界に入ることができました。ホント美しくて強い曲だなと思いました。そして、4人が、ステージの前にいって、挨拶をして、浦さんは先に恥ずかしそうにステージをおりちゃったんですが、3人で礼をして、おわりました。非常にいいライブだったと思います。
本当にすばらしいライブでしたー!いやーよかったー!気持ちがいいぐらい踊れたし、何より、パワフルでSOULFULでした。ホントひさびさに、充実感があふれるライブにいけました。ありがとうPHONES!
あ、そうそう。最後の方に思ったのですが、浦さんも岳さんも、ケンボーもこの3人は、本当にライブでいろいろな格好します。岳さんはドラム叩いた後、ポーズをとるし、ケンボーは、いろんな踊りしますし。特に浦さん、すごすぎです。かなり気持ちよさそうなんだけど、眉間のしわがすごいことになっちゃってました。浦さんの顔がわすれられません〜〜〜(笑)ちょっと面白ろかったです。でも、それと対比で、啓介さんが、Coolに弾いたり、結構素な状態でいるのもまた面白いですわ。

3月26日
NORTHWAVE イベントライブ
in キングムー
Meyou, VoVoTau, SOULHEAD

曲順
・Meyou

金魚
I'm Your Sea
Passion
dance!!
・VoVoTau
Why Me
Red Eye
song for you
裸〜Nude〜
beautiful days
・SOULHEAD
YOU CAN DO THAT
D.O.G
No Way
Word of love
Step the New World (Remix)
At The Party

NORTHWAVEのライブがすごい最近多いなーと感心してると、今度は、Meyou、VoVoTau、SOULHEADという魅惑的な女性アーティストの組み合わせがあるではないですか!しっかり応募して、あたったので、いってきました。特にMeyouは、HI-Dとの曲が良かったので、楽しみにしていました。会場時間が過ぎてから、会場に着くと・・・すごい、人波・・・キングムーの階段が見えなくなるほどの人。いやーこれには参りました。
その人波をかきわけて、一階につくとなんとか見える場所をGet!まあ、人の多さにうんざりしながらも、Meyouの出番を待つことに
いよいよ、Meyouの登場、白い「花」のジャケ写と同じ衣装で、バックダンサーの男二人を従えて、登場!もちろん最初の一曲目は
『花』
もう、新人とは思えないパフォーマンスで、男性のダンサーを完全に引き従えてるって雰囲気が、かっこよかったのと、異常にステージなれしてて、盛り上げるのが、最高にうまかったです。初札幌ってことで、会場に一生懸命話し掛けている姿も親身でいい感じで、最初は盛り上がったけど、ここで、少しゆったりとしてきいてねということで。
『金魚』
いやー、いい歌でした。ホント歌がうまいなーと思ったし、バリバリダンスをこなすのですが、かなりかっこいいし、歌も乱れないのは、すごいなと思ってしまいました。そして、今回は、HI-Dは出ませんでしたが、
I'm Your Sea
を披露!やっぱり、この歌やらしいです!SEXYなポーズを決めつつ、歌っていきます。ホントかっこいい女性って感じでした。そして、残り一曲は
『Passion』
!盛り上がる曲で、会場みんなで、掛け声をかけたりして、このMeyouで相当盛り上がり、アーティストとしてのすばらしさを見せ付けてくれました。彼女のライブならまた見たいですわ〜。そして、最後は、ダンスを拾うし、私もおどっていいですか〜?というと、一緒に踊りだし、かなり激しく踊りまくってました。ホント彼女がトップバッターでよかったなーと思えました。
そして、お次は、VoVoTauのお出番。ひさびさだなーと思いつつ待っていると、会場に登場。前よりも髪がおとなしくなってた雰囲気があります。そして、いきなりアルバムから二曲ほど連続でやります。
『Why Me』
『Red Eye』
と、まったり、切なげな曲で会場を取り込んでいきます。なんといったも、ギターのサウンドがいい具合に会場に響いていきます。まあ、暗めの曲が続いたので、今度は、明るめで。といったのですが、あまり明るくはなってないしバラードの。
『song for you』
で、なかなか素敵な曲で、じっくり聞き入れる感じでした。ただ、MCが、照れてるのか、こちゃこちゃしゃべるので、聞きづらかったです・・・そして、拳を突き上げて!
『裸〜Nude〜』
を披露これには、会場も大盛り上がり!この辺までほとんどMCらしいMCはなく、ボーカルのRingが、「すごい人だよね〜、笑顔最高だよ」といってました。そして、最後は、
『beautiful days』
で、締め!この曲は、彼らの中でもちょっと異色で、爽やかな雰囲気が気持ち言い曲なのですが、混んでいる会場に清涼な風を流してくれました。
お次はSOULHEADの出番で、会場も押し気味になっていて、人気の高さをうかがわせました、しかも、いきなり始まった曲が、
『YOU CAN DO THAT』
だったので、大盛り上がり!盛り上げるのうまいわー。ステージを所狭しと動きまわし、客をあおるあおる。客にも凄い人気で、一体感がありましたよ。そして、お次は、
『D.O.G』
を披露!さらに、会場のボルテージを上げていきます。最初からこんな上げ上げな選曲でいいんでしょうか。後ろの方の人まで、手を上げて盛り上がっていました。北海道人気高いなー。以前よりも、歌が安定してきたなーと、僕はじっくり聞いていました。前は不安定さがあったんですが。
そして、最初のころに作ってSOULHEADの原点ともいえる曲である
『No Way』
を紹介し、熱唱。・・・この歌、そう!数年前のライジングさんの後にSOULHEADを見に行ったときにやっていた曲で、えらい聞いたことあるなーと思ってたのですが、そうそう、メジャーデビュー前か、すぐでのライブでこれ歌ってたなーと感慨にふけってしまいました。その後も 『Word of love』
でじっくりきかせた後は、Missy並みのRemix-という叫び声の後に
『Step the New World (Remix)』
を披露して、会場も最高潮に達します。この歌はこのREMIXの方が、断然かっこよかったです。そして、最後は
『At The Party』
で、ラジオを聞くようにいって、会場を後にしました。どのアーティストも自分の色がでて、それがうまく絡み合い、楽しめるいいライブでしたね。

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