DESTIN CONRAD の「KISSING IN PUBLIC」は、スマートで静かなセクシーさがゆっくりと広がっていく一曲だ。 流れるようなビートの上で、 彼の少し上ずったファルセットがふわりと漂う。 甘さと儚さが同居したその声は、 聴くほどに癖になっていく。中性的でしなやかなセクシーさも同居している。
曲全体に漂うのは、 “誰かを想う気持ち”のまっすぐさ。 その感情を、飾らず、ただ自然に歌っている。 だからこそ、余計な説明がいらないほど心に届く。
MVは、曲のムードをそのまま映像にしたような美しさがある。柔らかな光に包まれた部屋で静かに佇む姿から、外の空気の中でしなやかに踊るシーンへと移り変わる。挑発的というより “しなやかで強い”。 後半にかけて見せるダンスは、 曲の流れと完璧に重なり合い、 見る者の胸をぐっと掴んでくる。
「KISSING IN PUBLIC」は、 セクシーでありながら静かで、 ダンスの美しさが曲の余韻をさらに深くする。 今もっとも注目されている新人のひとりとして、 これからの作品が楽しみでならない。