Devante / The Foundation

01.Where You Are
02.Nobody Know
03.What Am I Supposed To Do
04.Like Your Girl
05.Spend All Night
06.Things You Like (Pt.2)
07.A Woman’s Love08.Pick Up The Pieces
09.She Is
10.69 Ways
11.Threshold
12.Reflection
13.My Way
14.We Should Fall In Love

(総評)

TOP OF 2007の称号を早くも挙げてしまいたくなるような一枚が登場しました!2年ほど前アルバム[Ready or Not]でそのジャケット写真の風貌からは想像もつかない甘くスウィートで最上級なメロディーの曲たちを聞かせてくれたインディーソウル界の天才ソングライターDevanteが、沈黙を破りついに2ndアルバムをリリース!去年ぐらいからMyspaceで動きを見せて、徐々に素晴らしい曲たちを聞かせインディーソウルマニアを狂喜乱舞させていたのですが、その期待に答える前作を軽く上回る最高傑作といえる素晴らしい2ndアルバムのリリースとなりました!インディーソウル界においても、いや現在のR&Bシーンにおいても、これほど歌というもので聞かせ、メロディーの歎美さで卒倒させられるアーティストは近年見たことがありません。ソングライティング能力と自作自演の能力においては、もう他を圧倒する実力を見つけています!まさに天才と呼ぶに相応しい美しく素晴らしいメロディーの名曲を多数送り出してくれました!
自らKing of R&Bと名乗っていますが、その言葉が陳腐に聞こえないほどに、説得力ある言葉として迫ってきます。前作よりも成長を遂げている、たまらない甘いテナーボイスと、超絶ファルセットを操り、聞くものをトロトロに溶かしてしまいます・・・。しかも地味にRapまでしてSEXYな雰囲気をこれでもかと盛り上げてくれます。美しいメロディーライン、力強いシャウト、心かきむしるようなファルセット、繊細なその歌声とその中に垣間見れる芯のある声質、普遍的なサウンドの魅力、R&Bの要素がこれほどに詰まった一枚を僕を知りません。どの曲も、シングルカットになりそうなほどに、素晴らしいメロディーメイクと、その力強く繊細な歌声に、心が動揺してしまいそうになります。彼の曲は、どの曲も楽曲の構成や音使いはシンプルなのですが、メロディーラインが複雑で、簡単そうに見えるのですが、実は複雑に絡み合うメロディーでどんどん聞き手を引き込んでいくのです。いつのまにか耳に馴染んでいくメロディーラインが本当の意味での中毒性が高いのです!聞けば聞くほどに、そのトラックと歌声そのトータライズな歌というもの自体にどんどんはまっていってしまいます。これほど歌っていうもので勝負できる一枚もないですよ!
そして、やっぱり一番素晴らしいのが一曲目「Where You Are」この曲でのメロディーはシンプルでいながら、一度聞いたらもう耳を離れません。美しすぎるのです・・・一気にDevanteの歌世界へと引き釣り込む力強さがあります。そして、長くMYSPACEで聞かせていた、2曲目「Nobody Knows」では、彼の復活を不動のものとした素晴らしいメロディーメイクの業が垣間見れます。後半に向けて情熱的に盛り上がっていく様はもう、たまらないものがあります。メロディーやコーラスメイクの素晴らしさを見せ付けます。さらに、5曲目「Spend All Night」で見せる超絶ファルセット!彼の歌の力自体が前作よりも数段上に言っていることを物語っています。どの曲でも前作は歌って言う点では芯の弱さみたいのは感じたのですが、今作ではもうただただその力強い芯のあるテナーボイスに圧倒されるばかりです。8曲目で見せる美メロ曲「Pick Up The Pieces」で、このアルバムの水準の高さを不動のモノとしています。9曲目「She Is」では、魅惑的でスリリングな展開がたまらないのです・・・ですが、音の使い方という点においては、シンプルなのです、特に変わった音が使われているといったら、14曲目の「We Should Fall In Love」で、HIPHOPトラックらしい音を使っているだけで、あとはシンプルに統一された世界観を生み出しています。つまり、メロディーやコーラス、そしてその歌声だけで、これほどまでにバラエティー豊かな曲を作り出しているのです!これには、本当に驚愕させられます・・・本当にどの曲も細かいところまで、メロディーが緻密に練られていて、彼の鬼才とも言えるメロディーメイクのセンスにはただただ圧倒されるばかりです。オススメ曲が全曲に及んでしまうほどに、捨て曲無しな一枚!本当に、これは一生モノで聞ける一枚ですよ。
絶対に、今年を代表する一枚になることは間違いありません。そして、2007のTOPを奪うこと間違いなしの名盤です!
さぁどっぷりDevanteの歌に、浸かりましょう。
オススメ:捨て曲なし!(1),(8),(2),(5),(9),(12),(3),(4),(6),(7),(10),(11),(14)つーか全部でしょ。

続きを読む

KG / Direction

01.Soul
02.All My Love
03.you
04.Direction
05.ありがとう

(総評)

黒くソウルフルな歌声が魅力的なKGの1stミニアルバムがついにリリース!Natural8という同レーベルのアーティスト4組によるユニットで素晴らしい作品「Golden Shuffle」を残し、いよいよKGの活動も本格化!そのまさにジャパニーズラストソウルマンという言葉がぴったりとくる太く力強い歌声が本当に魅力的で、KGのKohさんしか出せない魅力を持っています!今までの日本のR&Bシーンにはいなかった、声だけでSOULを感じさせることができる人物で、さらにそれに加えてGakushiと作り出すサウンドも本物のソウルを感じさせるものなのです!日本におけるR&Bシーンをひとつ上の段階へと引き上げるきっかけとなるアルバムです!日本でR&Bシーンを聞くならば、必ず通るべき聞くべきアルバムです!
英語もとてもスムーズなのですが、もちろん日本語でここまで自然とサウンドにしっくりくる感じで歌えるアーティストはそうそういないのではないでしょうか?英語詞と日本語詞の違和感をほとんど感じることなく、すーと耳に入ってくるのです。どちらかというと、がなったりと、かなりディープなソウルボイスでありながら、高い声を歌うと、一気に澄み渡るように聞こえてくるのは、KGのボイスコントロールの高さを示しています。でも、そんな技術的な話よりもその熱さ!その心の情熱的な熱さをそのまま声にしたような歌声が本当に魅力的なのです!これをきかずして、日本のR&Bを語って欲しくないですね。
そして、なんといっても一曲目「SOUL」!こんな渋い曲をじっくりと歌えるアーティストがいたとは・・・以前からKGのことはしっていましたが、驚かされました。これこそSOULですよね!メッセージ性の高い4曲目、5曲目も素敵ですが、やっぱり1、2曲目のようにKG以外にはここまで黒く濃く歌えないだろうとっていう歌に魂にほれぼれとしてしまいます。5曲目「ありがとう」でみせるような、本当にKGっていうアーティストは一曲一曲への熱い思いが篭っているんだな~と実感させられます。R&BやSOULである以上熱さって凄い大事で、そういう意味でも、とてもSOULFULなシンガーだと思います。
もっと、ファンキーな楽曲や、スウィートソウルや、もっともっといろんな引出しを見たくなってきます。きっとKGは2008年目の離せない存在になっていくことでしょう!
オススメ:(1),(2),(3),(4),(5)

続きを読む

Ramon Michael / Ramon Michael

01.Real R&B
02.Shake That Thang
03.Wishy Washy
04.Stay in Your Place
05.Nothing
06.My Best Friend
07.Leave Well Enough Alone
08.Gone
09.Lonely On The Road Interlude
10.Lonely On The Road
11.You Are My Lady
12.My All
13.Shake That Thang feat.Monica Blair

(総評)

ジャケ写のちょっと陳腐な感じを払拭するようなすばらしい歌声を持つシンガーRamon Michaelのデビューアルバム!なんといって7曲目での見事な歌に惚れ惚れとしてしまいます。まだインディーにはこういうソウルフルな直情系のバラッドを歌えるシンガーがいるんだなーとうれしくなります!前半はアップサウンドで若手らしさをアピールしつつも、5曲目あたりからぐいぐい見せてくれるシャウターとしての素質に惚れ惚れしてしまいます。フェイクも堂に入ったもので、しっかりとバラード聞かせられるシンガーです!後半ではゴスペルライクな清涼なサウンドでもしっかりと聞かせてくれたりと幅の広さも見せて、今後を期待させてくれる新人インディーシンガーの登場です!
なんといっても6曲目「My Best Friends」での見事な歌い上げっぷりでグッと心をつかまれて、7曲目「Leave Well Enough Alone」で見せるもう見事なソウル熱唱!!でもうたまらない気分にさせてくれます。もうこの力強いシンガーにはやられますねー!こういうソウルフルな歌声は、見事ですねー!この二曲を筆頭にさまざまな曲調でそのパワフルなシャウトで聞かせる安定した実力を見せてくれます!じっくりと歌えたり、シャウトで一気にもっていたりと歌い方も実に多彩で、アルバムのクオリティーも非常に高いですね。インディーソウルだけならず、R&Bアルバムとして聞き応えたっぷりな一枚です!
オススメ:(7),(3),(4),(5),(6),(8)

続きを読む

Makio / Makio

01.Intro
02.Let’s Go feat.Versatyle
03.Trippin’
04.She’s Bad
05.Can I Come Over
06.Somethin’
07.I Know
08.Physical
09.Grown Up
10.Can I Come Over – Remix
11.Past Forever

(総評)

2007年もっとも話題をさらったナイロビ生まれで密かに、ソウルシンガーが多いバルチモアのインディーソウルシンガーMakioのデビュー作!2007年の名盤の一つに数えられるであろう、素晴らしい歌が詰まった一枚です!Makioというなんともかわいい名前なのですが、その歌声はとてもセクシーで繊細で、美しいのです!見事に自分の歌を表現しています!セクシーな歌い方や、魅惑的で覚えやすいメロディーの曲を多くどの曲もMakioらしさが出ていて、本当に完成度が高いアルバムに仕上がっています!
自分の声質をよく理解していて、その繊細な歌声でいかに魅力的にみせるかっていうのを、知り尽くしている感じがします。ノリがよい曲も美しいバラードも、彼のフェイクや歌い方がとても生きていて、どの曲も魅力的に聞こえてくるシンガーとしての魅力があります!ここ最近Marques HoustonやOmarionを代表とするナヨ系の歌声のシンガーが多いですが、それとは似て非なるボーカルとしての魅力に溢れたアーティストで、メロディーもみごとなほどに自分の切ないボーカルを活かし魅了する術を身につけたアーティストの登場です!
バックグラウンドとして、TapやJazzなど様々な音楽を吸収しているからこそ出せる繊細さなのかなと思いますgあ、特に4曲目で見せる胸を締め付けるほどの切ないメロディー!さらに、2曲目3曲目で見せるアップテンポな見事な歌とサウンドには驚かされます!メロディーと歌声がどれも魅力的で、美メロと呼ぶにふさわしいアルバムに仕上がっています!
2007年のインディー名盤は決定でしょう。試聴したら一気にファンになれますよー。
オススメ:(3),(2),(4),(5)

続きを読む

HI-D / 24

https://www.youtube.com/watch?v=09mXPAX-WCk

01.Intro
02.雨・風鈴
03.LA LA LA
04.Diamond
05.Hate Me
06.Get It Right
07.To Da New Area
08.Light Da Fire
09.Got 2 Go
10.1・4・2
11.You Shine
12.歌をうたおう

01.Up in the sky feat.HI-D / 餓鬼RANGER
02.Uh / Sowelu, HI-D and Jun 4 SHOT from FIRE BALL
03.Welcaome 2 Da Party / DJ WATARAI feat.HI-D & AI
04.恋はオートマ feat.HI-D / DABO
05.HOMIE… feat.HI-D / AK-69
06.男一匹 feat.HI-D, AKTION / 童子-T
07.DEM A MONSTER feat.DELI, HI-D / BOY-KEN
08.哀愁’97 feat.HI-D / KAMINARI-KAZOKU
09.B-I-GHT! / HI-D & TWIGY
10.Shake ya head / DJ KOYA feat.HI-D
11.Night Drive feat.”E”qual, AK-69 & HI-D / GRAND BEATZ (DJ RYOW & TOMOKIYO)
12.Angler Fish feat.DELI & HI-D / DJ YAS meets Tommy Guerrero

(総評)

日本のR&Bシーンを引っ張るHI-D通算4枚目となるアルバムが2007年の1月24日にリリースとなりました。24という数字にごろをあわせたように、24曲入りの『24』というタイトルなのですが、なんといってもこの作品の目玉は、最近日本のR&B周辺をにぎわしているNao’ymtと組んで作った2曲目「雨・風鈴」!これがハイテナーなHI-Dの歌声をうまく活かしていて、以前よりも安定感を増した歌声を活かして、しっとりと妖艶に聞かせるHI-Dの新たな魅力を見せてくれる曲なのである(8曲目でも味わえますよ~!)、そのほかの曲も作詞作曲は自身でこなしながら、Singo.S, EQなどのR&BやHIPHOP関係で活躍しているプロデューサーや今井了介, USK, UTAというTiny Voiceファミリーと組んで高い水準の楽曲の上で、そのセクシーな歌を聞かせてくれます。どの曲でも安定感ある歌を見せてくれて、そして、成熟された大人な詞の世界観が、よりHI-Dの思いを身近に感じさせてくれます。
アルバムの中でUTA、USKの二名をプロデューサーに招いたノリが良いサウンドにのって、軽快で、力強い前向きな歌も聞かせくれたり、7曲目「To Da New Area」のようなOne Loveなコンセプトのみんなで、成長していこう!っていう感じの曲があったりと全体的に明るい雰囲気が漂っています!そんな中意外性が一番あったのが、Hiroyuki Matsudaさんというプロデューサーとの一曲!なかなか今までのHI-Dでは見られなかったレゲエ調の3曲目や、11曲目のような美しいバラードなど、今まで見られなかったHI-Dの歌の一面を見せてくれています。そんなサウンド的には、様々な曲が楽しめる一枚になっているのですが、歌詞の面では、以前よりももっと人間愛や、もっと大人な愛情について歌うその姿勢には、一つずつHI-Dの進んでいることを、印象づけます。特に5曲目での聞いているこちらまで心が温かくなるような「HATE ME」は、よかったです!サウンド面での素晴らしさと、EQさんのプロダクションも素敵ですが、何よりその歌詞の暖かさが素敵でした!その他のバラードも壮大な雰囲気とかの派手な演出は避けて、もっと身近な雰囲気のバラードが多くて、そっと傍で歌いつないでいてくれるようなそんな安心感をもって聞くことが出来ます!
このアルバムは、全体的に派手な曲や、悲しいかったり壮大だったりって曲はなかなかないけど、日常が凄い身近に感じられる、味わいがあってじわじわと染み入るような一曲一曲が深いアルバムに仕上がっています!とてもメッセージが込められた暖かい曲が多くて、R&Bを基本としながらも、メッセージ性が高い作品に仕上がっていますよ!
そして、DISK2ではHI-Dのファンなら誰もが求めていた客演集が、彼の何十とある客演の中から、厳選した12曲を聞かせてくれます!中でも、2曲目「Uh」と、「HOMIE…」の完成度は群を抜いています!その他にも、その他にも代表的客演が収められて、全曲24曲とボリュームたっぷりな一枚になっています!4枚目にして、HI-Dの新たな可能性と今までの集大成を見せてくれる充実作を届けてくれました。オススメ:(2),(11),(4),(5),(6),(7),(8),(9),(10)

続きを読む