eill – LOVE/LIKE/HATE

eillちゃんの新しいアルバムがでました!「躍らせないで」から「片っぽ」で、新しい彼女の魅力を感じらせる楽曲から始まる一枚です。

前作までは、どこかレトロなR&B的な歌い方がたまらなく良くて魅力的でしたが、歌い方もより進化して、ストレートに歌の良さを感じさせてくれる2曲からアルバムが始まります。そこから一気にシックでかっこいい「into your dream」へとクールに歌い上げていきます。そして、このアルバム一番キャッチ―で彼女のかわいらしさが感じられる「FAKE LOVE/」へと流れていきます。どこか大人びて歌っていたように感じていたのですがこの曲では彼女の等身大でかわいらしさを感じさせる歌い方が素敵です。後半のシャウトが気持ちがいい!

ここから80年代のような楽曲「Night D」でまた違った魅力を見せてくれます。レトロ感がカッコよく映ります。ここからはどこか和なサウンドも混ざりつつもスムーズなサウンドと歌声が心地よい「夢の続き」へ。シンプルなバラード「2025」では、しっとりと大人っぽく聞かせてくれます。

WONKのREMIXによる「SPOTLIGHT」は原曲とはかなり違い軽快で面白いサウンドが展開します、最後はGANMIとの楽曲「With U」で、アルバムを締めます。ダンスサンドに合わせた歌い方を聞くとやっぱりeillらしい歌声でしっくりきます。

R&Bマナーを感じさせる歌声が魅力なアーティストから、歌で聞かせるアーティストへと着実なステップアップを感じさせてくれるアルバムになっています。

川口レイジ / STOP

ちょっと前になりますが、深夜のドラマの主題歌にもなっていた川口レイジさんの一曲。この前のアルバムでも、さらっと裏声をうまく使って歌ってくれるのですが、この一曲がより彼の声を生かした感じで、カッコよく仕上がっています!エッジが効いたサウンドが好きですね。

Nao’ymt / Ghosts in the Light

Nao’ymtさんは、今年多数の新曲を出してくれているのですが、特にこの曲が大好きです。もっともR&B色が強いと思われますが、どの楽曲も、Naoさんじゃないと歌えない儚い夢のような荘厳な世界観の楽曲が多い中、この曲はNaoさんの根源にあるR&Bの血と肉が濃縮されたような鼓動を感じさせるリズムを出していきます。

本当にかっこいい楽曲で、和の雰囲気が多いNaoさんの個人の楽曲ですが、これは完全にR&Bサウンドを感じさせて、ひさびさにキターという気分にさせてくれます。でも、楽曲の作り方の丁寧さはさすがで、言葉選びも、サウンドの盛り上がり方も、最高で、思わず体が動きました。

藤井風 / 青春病

へでもねーよとは、まったく違う柔らかくさわやかな曲調でいながら、声の力強さとしなやかを感じさせます。この2曲を聞くとふり幅が広くて面白い。言葉選びが最高に独特で、ドドメ色なんて歌詞で聞いたのは初めてですし、人が成長する青春にかけるところがまた考えさせられます。詞の言葉選びが、ストレートにわかりやすくは表現しないで、一瞬違う意味かなと思わせるのですが、深く考えさせられます。

広がりがある歌い方も、心が解放されるような気持ちよさがあって、素敵です。

本当に唯一の個性を持ったアーティストです。

藤井風 / へでもねーよ

こんな世の中を吹き飛ばすようなシュールでかっこいい力強さと渋さが光る歌い方で、聞かせてくれます。こういうリズムがぐっとシャープでかっこいい曲では、思わず聞き入ってしまいます。一転して、柔らかく歌い上げたり強弱のつけ方がたまりません。

藤井風さんは、言葉の選び方が独特でいてすっぽりとそのメロディーに言葉がはまる感じが、本当にあり得ないぐらいすごいと思っています。何よりどの曲でも、歌詞が耳に残るし、その意味を考えたくなるようなアーティストです。

詩から言葉を考えさせるアーティストっていうのは本当に稀な存在で、歌とその言葉が強烈なインパクトを持って聞き手を呆然とさせてしまうような強さがあります。

彼は、もうすでに特別な表現力を持ったアーティストの一人になっていますね。生のライブで見るべきアーティストの一人です。