Marc Staggers / Then & Now

01.Give You All My Lovin
02.Can’t Get Enough Of This Groove
03.He Could Never Love Love You
04.Just You & Me
05.When I Think About Your Love
06.If I Was Your Lover
07.Lies
08.Let Me Take You To A Place
09.L.O.V.E.
10.Momma

(総評)

Luther系と宣伝されていたインディーソウルシンガー!これが3枚目で、すっかり見た目はおじさんですが、その素敵なアーバンっぷりは、まさにLutherやWill Downingを髣髴とさせるすばらしい作品なのです!ここまでの作品を出せるアーティストが今まで無名で過ごしていたというのも珍しいといえますね。 1曲目「Give You All My Lovin」からのWill Downingのようなしっとりとしたすばらしい歌いっぷりと、見事なアーバンなメロディーラインのすばらしさに度肝を抜かされます。本当にいい曲でこれからもずっと聞けそうな一曲からアルバムが始まり期待も高まります!そして2曲目もアーバンな「Can’t Get Enough Of This Groove」でセクシーにしっとりと聞かせてくれます!適度なファルセットの使いっぷりなど見事ですね。そして、Sweetで壮大なバラッド3曲目「He Could Never Love Love You」も美しい。そしてなんといっても、4曲目「Just You &Me」は、本当にアーバンでSmoothで、しっとりと聞き入ってしまいます。ピアノのバックも曲をグッと締めてくれて、お洒落で心地よいWill Downingのような世界観を感じさせます!徐々に絡みつくように情熱的になっていくボーカルもたまりません!
5曲目「When I Think About Your Love」でも実に情熱的でセクシーな歌いっぷりを見せてくれたり、最後の「Mamma」での熱唱の激しさは、彼の歌のうまさを思う存分味わうことが出来ます!このアルバム特に前半のSweet アーバンな世界観は、ここ数年のアーバンソウルものの中でも傑作といっても良い出来になっています。後半が少し特徴がつかみづらい曲が多かったりもしますが、それはアーバンソウルという範疇の真ん中を行く上ではなんとなく避けて通れないものでもあるので、アルバム全体としての統一感という点では、インディーソウルとは思えないすばらしいプロデュース力です! インディーズでありながらも、極上のアーバンソウルな世界観を構成しているアルバムで、本当にいい曲を聴きたいなと思っている人にはオススメな一枚です。オススメ:(1),(10),(2),(3),(4),(5)

(Producer)

All Producer by Marc & Reggie Staggers

(LINK)

OFFICIAL☆☆☆☆☆

Dru / The One

01.The One
02.You Got Me
03.Would You Mind
04.What You Wanna Do
05.Can You Handle It
06.Blind Fold
07.Never Too Late
08.Through My Eyes
09.Not Fair
10.Seasons
11.Changes
12.Stay With Me (Alays)

(総評)

In Essenceというカナダのボーカルグループのメンバーだった、Druのソロアルバム。In Essenceはすばらしいという噂を2年ほど前に、カナダにいっていた友達から聞いていたのですが、ちょっとレゲトンっぽい感じのも時代的に取り入れていたりして、あまり買おうとは思わなかったのですが、この作品は、そんなの忘れてしまうぐらいに、ものすごいかっこよいR&Bを披露してくれています!2008年もっともR&Bらしい作品といっても過言ではないぐらいに、アップスローミッドすべての楽曲でこれは!っていう感じのすばらしい楽曲が必ずあって本当に聞き飽きない名盤となっています。
なんといってもすばらしいのが、12曲目「Stay With Me」の見事なバラッド!この普遍的なよさを持つメロディーには誰もが共感を覚えるでしょう。この曲のためにかってもいいって思えますね。ですが、それ以外の曲もどれも珠玉の曲がそろっています。ありがちなバラッドオンリーなアルバムではなく、さまざまな楽曲をDRUの歌声で聞かせてくれる一枚になっていて、前半のアップから、3曲目「Would You Mind」で見せる爽快感とか、5曲目で見せるファルセットの魅力、11曲目「Changes」では、アコースティックなサウンドで、ライブでのDruの魅力をさりげなく見せたり、10曲目「Season」ではデジタルサウンドで現行のR&Bシーンをリードするような楽曲もさりげなく配しているなど、なんといっても楽曲のふり幅が大きくて楽しめるのです!そして、幅が広い楽曲がそろっている中で、Druの歌声がすべての中心にあって、その歌声をじっくりと聞かせてくれる趣向を凝らしています。すべての曲で、かっこいいR&Bを意識したすばらしいつくりです。
彼自身、R&Bをかっこよく歌える声をしていて、線の太い歌声なので、フェイクもいやみじゃなくて、自然と響いてきます。2008年に海外では流通していましたが、日本にはやっと2009年になって流通が始まったようです。12曲目は「Always」というタイトルですでにUSやCanadaで話題となっていたので、知っていた人も多かったと思いますが、アルバム通しての完成度も高いです!ぜひ聞いてください。
オススメ:(12),(3),(1),(2),(5),(8),(10)

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CIMBA / Words and Notes

01.MY LIFE feat. SEEDA
02.奇跡 feat. 宏実
03.Neva eva
04.Call feat. NaNa(OH GIRL!)
05.蛍
06.Toy Diamond Ring
07.Seize the Day
08.ゆらゆら
09.Sleepin’
10.果てない夢に君と feat.Sasha
11.Livin’ with the sky feat. KEN-RYW, SI-RUDE
12.FLY GIRL feat. GIPPER, Mr.Low-D, DJ LAW, 柴田知美
13.Sex Dreams
14.何度でも君に恋をする
15.REPLAY ~next lifetime~ feat. Mr. Low-D, DJ LAW
16.Outro ~the sound of love~

(総評)

実力派R&BアーティストCIMBAの2ndフルアルバム。CIMBAといえばかっこいいR&Bを歌うイメージや、HIPHOPトラックと親和性が高かったり、さらには詞の世界観がすばらしいバラッドを歌い上げたりとさまざまな顔を持っているアーティストというイメージが感じがしますが。このアルバムではそのさまざまな面がより磨きがかかったところを見せてくれています。1stのフルアルバムでも、グローバルな視点や愛情の深さを歌い上げるその詞の面白さは特筆に価したのですが、今回はよりその深さが増しています。さらにこれほどにかっこいい楽曲をかっこよくシャープに歌い上げてて、歌もフェイクやシャウトを適度に入れてきて、歌もトラックの面白さも両方感じさせてくれます。そして、バラッドのすばらしさは、昨今の上辺だけの愛情を歌うような楽曲とは違う深いバラッドが多くて、本当に心に染みました。
まず話題となった宏実とのバラッド2曲目「奇跡」でのデュエットとしての完成度の高さがすばらしいかったのですが、二人の言葉の掛け合いが生み出す映し出す心の思いの深さも見事ですね。こういう風に、男女関係なくさまざまなアーティストをfeatしながらも、お互いに味を出し合いながら高めあっていく姿は、うまいなと感じさせます。デュエットは、4曲目「Call feat.NaNa (OH GIRL!)」でのセクシーな歌声の絡み合いも、この曲の二人の複雑な関係の切なさとセクシーさを映し出しいて、本当に聞き応えがあるバラッドになっています。アップサウンドも、1曲目「MY LIFE feat SEEDA」での軽快なアップサウンドと、3曲目「Neva eva」のような疾走感あるデジタルサウンドなど、5曲目「蛍」のようなJazzyな面白いサウンドでもかっこよく纏め上げたり、前作のミニアルバムから唯一収録の15曲目「REPLAY ~next lifetime~ feat. Mr. Low-D, DJ LAW」の純粋なかっこよさなど、プロデューサーのT-SKの力とCIMBAのメロディーセンスの良さをこれでもかと感じさせてくれます。
そしてなんといっても、このアルバムのハイライトとなるのは、6曲目「Toy Diamond Ring」と14曲目「何度でも君に恋をする」でしょう。どちらも本当にすばらしいバラッドで、R&Bとか関係なく心に染み入るバラッドになっています。「Toy Diamond Ring」は子供に向けた親の愛情が深くなっていく情景を見事に歌い上げていて、聞いていて本当に暖かな気持ちにさせてくれます。「何度でも君に恋をする」は、本当にシンプルなまっすぐに愛を賛歌するCIMBAの姿がすばらしいどちらもCIMBAの愛情の深さを感じさせてくれます。
そのほかにもかっこいい楽曲やCIMBAの1stから聞いている人ならばわかっているであろうHIPHOPトラックでかっこよく歌い上げるところなど、さまざまなCIMBAの表情を感じさせてくれます。あえて優劣はつけましたが、どの曲もすばらしい楽曲で何より詞に定評のあるCIMBAの実力を遺憾なく発揮していて、どの曲も心に残る言葉があったり、ストーリーが気になったりと、日本語でR&Bを歌いながら詞でもこれほど面白いと思わせれるアーティストは本当に貴重だと思います。
今これほどに、かっこいい楽曲をよりかっこよく、美しいバラッドを、美しく歌えるという両方をセンスよくできるアーティストは、そうそういません。アップもスローバラッドも、R&Bサウンドとして水準が高くて、アルバムとしてすばらしい完成度をもった一枚になっています!オススメ:(6),(14),(2),(1),(3),(4),(5),(7),(9),(15)

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Will / Sextape

01.Sextape(Intro)
02.Sextape
03.On My Way
04.Ain’t Nobody Here
05.Bedroom
06.Taste U (The Yum Songs)
07.Full Coarse Meal
08.Get Ya Freak On feat.Gas
09.Knock It Out the Park
10.Thru the Mattress
11.Sex Conversation
12.Sweat
13.King of the Jungle (Intro)
14.King of the Jungle

(総評)

DAY26のメンバーWillのソロMixtape!Sextapeというセクシャラスなタイトルが示すとおり、セクシーな楽曲が多く、特にタイトル曲である、Sextapeはかなりセクシーな雰囲気の楽曲になっています。Day26では、アップやミッドを重視したつくりですが、ここでは、あくまで個人的に好きだろうR&Bバラッドを中心にじっくりと聞かせてくれます。4曲目「Ain’t Nobody Here」や3曲目「On My Way」,9曲目「Knock It Out the Park」では、歌の実力があるシャウトもところどころで聞かせてくれたり。Keith Sweatの名曲を下敷きにしつつ、ねちっこい歌い方がセクシーな6曲目「Taste U」では、ボコーダーを作ったりと、サウンド的のも、インディーズっぽさを感じさせないつくりなのも、Mixtapeとして完成度が高いです。やわらかい雰囲気が素敵な7曲目「Full Coarse Meal」癖になるような妖艶な雰囲気の10曲目「Thru the Mattress」など、ほかにもいい曲が結構入っています。Mixtapeなので、最後煩雑になっていたりはしますが、かなりの完成度を誇っています。

KG / Songs of love

01.どんなに離れても with AZU
02.By your side
03.いとしすぎて with Tiara
04.誰よりも with 菅原紗由理
05.No, No, No
06.きっと、ずっと with MAY’S
07.Where is the love with Sowelu
08.Story
09.君に言えなかった想い with May J.
10.また出逢えたなら… with HanaH
11.You’ll be alright
12.そのままで良いから
13.intro to Song of love
14.Song of love with 中嶋ユキノ

(総評)

デュエットソングが好調なKGのフルアルバムが遂に発売になりました。そのソウルフルな歌声を存分に生かして、ポップな曲調からファンキーな楽曲まで幅広く歌い上げていきます。これまでの活動もあり聞きやすいポップな曲調が多いですが、単にポップな曲調と単純に言えないところが、さすがKGという感じがします。さらにデュエットシンガーそれぞれの良さをよくわかっている楽曲と歌を用意していて、それぞれがお互いを高めあうような楽曲ばかりです。特に1曲目「どんなに離れていても with AZU」でのAZUの切なげだけどかっこよい歌いっぷりとKGとの掛け合いは見事です。
そして、ソロ曲として注目も高い4曲目「No, No, No」は古くからKGを知るファンにはうれしくなるようなファンキーな楽曲です。こういう楽曲でこそKGのソウルフルな歌声の良さがでてきています。最後にかけてシャウトやフェイクは素晴らしい! 他にもソロ曲「By Your Side」などじっくり聞きたくなるような曲もありますが、やっぱりデュエット曲はいい曲が多くて、4曲目「誰よりも with 菅原紗由理」の美しい旋律と迫るような切ない雰囲気の中でお互いを引き合うように歌い上げていて、デュエットソングとして完成度が高い曲になっています。 Soweluとのソウルカバー「Where is the Love with Sowelu」も、彼のルーツを知る上でも重要な作品です。オススメ:(1),(4),(5),(7),(10),(14),(2)

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