Crystal Kay / 673 always and forever

Crystal Kay / 673 always and foreve

01.Girl’s Night
02.Interlude-My Ex
03.Ex-Boyfriend feat. Verbal(M-flo)
04.Curious
05.He Will Be Mine
06.Another Best Thing
07.Guardian Angel
08.Interlude-Conditioner
09.Honey Glue
10.月のない夜 道のない場所
11.Holiday Frighter
12.Couldn’t Care Less
13.Lost Child (Bonus Track)

(総評)

ひさびさの邦楽レビューです。おひさしぶりで~す!ということで、どうしてもレコメンドしたかった一枚を!最近女性モノの日本のR&Bは、元気がなかったとおもうんですよ。
そして、R&Bっていう名前だけつかってて、ちっともR&Bじゃないじゃん!というのも多かったので・・・
でもひさびさに、R&Bらしい一枚が出ました。音がいいんですよね。
1曲目「Girl’s Night」、グングン来るR&Bテイストが素晴らしい。これだけ歌詞より音を重視した作りをしていれば、R&Bらしい音が作れるでしょうね。彼女のフェイクの入れ方がとても素晴らしい。成長ですね。これは、日本のアーティストではなかなかできない芸当なんです。UPものでのフェイクがいれれるかどうか?これって結構R&Bができるかどうかを決定できる一つの決め手であるといえます。UPモノをメロディーどおりに歌っただけではそれはPOPSになってしまうので・・・
3曲目は「Ex-Boyfriend」、14歳に前の恋人といわれても、困るんですが・・・でもこの曲Verbalとの絡みが最高です。
こういうRAPPERの使い方って今の洋楽のボーイズグループによるR&Bに通じててカッコいいと思います。
4曲目一転バラード「Curious」。でも、R&Bらしいバラードなんです。とっても、しっくりくるバラードです。バラードでもこの声はいいですね。UPものでは、軽さがあるので、聞き心地いいんですが、バラードでは、軽さの中にも伸びがあって、ちゃんと響いてきますね。
5曲目「He Will Be Mine」ダウン系のUPもの。いやぁ~、やっぱりね、フェイクとか、リズムの取り方がさすがハーフなのか、日本人にはいなかったタイプの取り方なんですよ。そこで、声が入れれるのね。というのが数ヶ所あってビックリします。最後の相打ちの入れ方とかもさすがです。
6曲目「Another Best Thing」一転ギターサウンドが心地よいナンバー。今までの彼女が歌ってきたナンバーという感じです。R&Bぽくはないけど、ギターのサウンドが本当にいい感じです。
7曲目「Guardian Angel」あー、今風なサウンド!この「チチチ」って音がね。好きです!こういうのは。UPモノでも、一番洋楽っぽいかもしれませんね。音が。日本の音楽は下地に歌謡曲があるので、盛り上がるときは盛り上がる!っという感じなんですが、ちょっと中途半端ぐらいでやめておくっていうもの、洋楽ではあるんですよね。でもそのかわり疾走感があったりとか、そういう感じに近いです。
8曲目「Interlude – Conditioner」楽しそうなみんなの声が入ってますね。これがいいっすね。うん。HIPHOPのアルバムみたい。
9曲目「Honey Glue」。ここらへんから、アコースティック色が強くなってきます。これも、心地がいい歌。押しも強くなく、聞き流せる感じの歌です。
10曲目「月のない夜 道のない場所」アコースティックなギターによるバラード。メッセージ性の強いバラードです。Kayちゃんの高音の伸びが堪能できます。
11曲目「Holidy Frighter」これは、ギターによるUPな曲。そう、後半はギターサウンドを多用してるんですね。「あしたというやつにあしたはない・・・」この歌詞がすごい刺さるんですよね。一番歌詞がささる一曲です。前半でたっぷりR&Bらしさを伝えたので、あえて、後半はギターでロックテイストをだしたんでしょうね。僕は前半のままでもいいと思いますが・・・
12曲目「Couldn’t Care Less」締めのバラード。広さと深さをもったバラードです。締めとしてはいい一曲だと思います。
13曲目「Lost Child」これは、有名な一曲ですね。BonusTrackとしてはいってます。この曲で彼女がいいなぁ~と思うようになりました。歌えるんだと気がついた一曲です。
全体として、前半のR&Bらしさをもっと後半でも押し出してよかったんじゃないかなとおもうんですが、それを差し引いても一聴の価値はある作品だと思います。彼女は絶対今後日本のR&Bの中心になっていくでしょうね。

☆☆☆☆

Neo / Kissing You

(概説)

ひさびさに、バラードでいいなー!って思える出来!Neoの甘い優しく滑らかな声が、緩やかなメロディーラインの上を、撫でるように流れていきます。本当に聞いている方も、歌っているほうも、最高に心地よい!Neoの声の良さが最高に出た一曲です。無理なくこれほどのべたなバラードを歌いこなせるということは、Neoの実力がわかるというものです!
4曲入っていて、REMIXが多いのだが、どれも無駄なREMIXはない!といえるほど、完成度が高いREMIXが続きます。コレ一枚で、十分に甘い雰囲気を作り出しているので、1枚聴いてて気持ちよくなれることでしょう~!完成度の高い一枚になっています!持っていて損はない!

曲紹介

Kissing You <Original Full Mix>

最初の滑らかなシンセ音から、すんなりと歌に入っていきます・・・さすが!Producer「AKIRA」!そう、あのAKIRA君です。やっぱり、自身がSingerであるので、聞き手がバラードに集中し易いように、作ってあります。そして、歌声を邪魔しない程よいバックトラックなので、Neoちゃんの声を十分に堪能することができるのが、嬉しい。本当に彼女の声が冴えて聞こえます!途中の、ハーモニカの音も効果的に、曲を盛り上げます。その後のNeoの熱唱と、それを盛り上げるバックトラックが圧巻です!
詞も、非常に暖かい恋愛謳歌。本当に情景が思い浮かぶようなLyricです。作詞のShoko Fujibayashiさんのセンスが光ります。
「そうあなたに出会う為だった 涙集め出来た記憶は 優しい歌に変わるから」
是非恋人と一緒に聴いて欲しいです。Neo本人は19歳と若いですが、彼女の声で歌われると十分に説得力があるのが素晴らしい!

02.Kissing You <Home Grown Remix>

1曲目のどこか甘く切ない感じではなく、ひたすらLyricの暖かさをそのまま音にしたようなレゲエ調のバックトラック!Home Grownの音の混ざり具合が心地よい!心をホッコリとさせてくれますよ!

03.あまく危険な香り <Holy Meets Kaz “Trippin’ Out” Mix>

『Red Incognito』のカップリングとして収録されていた曲のREMIX!もちろん原曲は山下達郎氏です!これも2曲目に引き続き、ホンワカした曲調。

04.あまく危険な香り <North Sakae Remix>

2STEPのリズムを使ったハウスっぽいREMIX!これが妙にマッチングしていて、山下達郎さんの歌ってすごいなーと感じてしまいます。4曲全部聞くと、甘い恋をしたい気分になれますよ!

https://music.apple.com/jp/album/kissing-you-ep/309004896

KAANA / Dear Sweet Love-夜明けと落日に-

(概説)

メジャー移籍後第一弾。インディーズではかなり有名だった人です。独特の不思議な感覚の音楽性を持っていて、でもレゲエのサウンドのような心地よさを持った人です。一度聞いてみると面白いですよ。PUSINが好きな人なら、絶対好きです!深~い声を持った人です。

Syleena Johnson / CHAPTER 1: LOVE, PAIN & FORGIVENESS

(総評)

SOULはお好き?!これは、今年でた中でも本当にSOULFULな一枚かもしれません。昔のブルース&ソウルシンガー シル・ジョンソン(Syl Johnson:)の娘シリーナ・ジョンソンのアルバムです。なにより、この一枚を通しての、ソウル臭い雰囲気がたまりません。そして、彼女の心の奥をくすぐるような、厚みのある声がすばらしい!声に深みがあるんですね、こう圧倒するというよりも、心に響き渡るような彼女の声は一度聞くと癖になります。
2曲目のR.KELLYとの一曲ですが、ぜんぜんR.KELLYである必要などなく、完全に彼女の歌になっています。押さえ気味に歌う彼女の色気がものすごく感じられます。押さえ気味なのに、十分に力強いんです。でも、あれですよ、力強いといっても、高音で張り上げて、声を誇示するんじゃなくて、もっと根本的なところで、声の質がブルージーで、ソウルフルで力強いんです!今はやりのノリノリなチキチキ系の曲なんて一つも無いですが、全然聞き飽きない魅力を持っています。彼女の声がその魅力を支えているんです。腹の下ぐらいに、グッと響く一曲です。そう、重いんですけど、その重さが心地よいんです。
個人的には、3曲目の Liberty City FlaをFeat.した一曲の絡み具合が最高です。リバティーシティーは、あくまで、Featであって、Syleenaの歌になってますし。面白い。この曲で、ホント彼女の声にはまってしまいました!
6曲目もたまらない~、なんか、懐深いなぁ~って言う印象を受けました。JAZZちっくな感じのサウンドに彼女の声が混ざると非常に心地よいものになります!
7曲目でのシャウトが、もう!いっちゃいます!思わず、かぁ~と叫んでました。ホントこの人の声って揺さぶられるんですよね~。
10曲目は、さりげないSyleenaの歌い方がすごいCoolな一曲。耳に残るフレーズは、SOUL好きにはたまらないんじゃないでしょうか?なんかね~、70年代風味の音や、さりげないギターサウンドもカッコよくて最高!これぞ、ジャズサウンドって感じですね。
11曲目は、この一枚の中でも、聞きやすい一曲!さびが印象的です!サウンドもよければ、それに絡んでくるSyleenaの声も心地よい。13曲目は、一転して、切なくSOULをこめて歌っています。胸に迫ってくるものがあります。
14曲目が、後半のキーポイント!後半の力強く歌い上げる彼女の声は、歌の面白みを俄然上げてくれます。この曲自体この後半がなければ面白くないのですが、この後半のシャウトで、歌が変わる!その事実が彼女の素晴らしさを物語っているでしょう!そんな、UPでノリノリなものはないけど、必ず心に残る一曲を見つけられることでしょう!この1枚なら、何度でも聞ける長く付き合える一枚になりそうです。皆さんもどうですか?今年のR&Bもので、本当に長く付き合える一枚ですよ!☆☆☆☆☆

Neo / Premier

(概説)

温かみのある曲・・・そう、とても聞いてて心が暖かくなるような曲です。Neoのとても深みのある優しい声がとても生かされていて、聞いていて心地よい感じです。これから秋になってちょっと切ないときにフッと温めてくれるような、そんな押し付けがましくない優しさを持った曲です。
そして、改めて、Neoの声はマジでいいなぁ~と思いました。この深みと適度な軽さの絶妙な混ざり具合が・・・これはこれでありな感じ。UPでこそNeoちゃんの威力が発揮されますけどね。
カップリングのREMIXも、もっとシットリした感じなのだが、こっちの方が好き!さらに、インディーズの頃の曲の『Dry&Deny』のDJ Spinna REMIXはノリがいい!さぁ~すが、という感じです!

https://music.apple.com/jp/album/premier-ep/308994881